利用者様への具体的なケアの概要

生活リハビリ

 長年にわたりしてきた【生活】に関する事は、高齢になっても、認知症を発症しても、からだが覚えているのでできます。スタッフが個々の利用者様の出来ること、好きなことを見極め、お願いしていきます。感謝の言葉を必ず伝えていきます。具体的には、みんなのために料理を、みんなのために作成、手分けして後片付けをします。洗濯物干しや食後の床のモップ掛け等もあります。

地域貢献活動

 地域にある保育園等の事業所と連携させていただき、保育室の季節ごとの装飾を利用者様に手伝っていただきます。子供達の喜ぶ顔を想像しながら装飾を作る作業はとても楽しく会話も弾みます。作業工程を、全員が参加できるよう細分化します。感染症の制限がなくなったあかつきには直接交流もしていきます。

 地域にある社会資源を積極的に取り入れて、地域に貢献していきます。

1)紙芝居ボランティア、???保存会の来所

2)地域包括センター等で行われている自主グループへのボランティア活動

体操・ゲーム

1)ADL維持のための体操(棒体操やセラバンド体操)

2)馴染みのある歌に合わせての体操(YouTubeの活用、ラジオ体操)

3)介護予防指導員であることを活用して高齢者のお悩みを解決する体操

・尿失禁予防体操

・転倒防止体操

お達者クラブ=昔の老人クラブ

1)座席配置の配慮→同じ日に来られる方、相性、送迎車の同乗状況等を考慮

2)スタッフが介入しなくても、利用者様同士会話が楽しめるような工夫

言葉を出す脳トレ

1)知っていることを言葉として出せる雰囲気や内容の工夫(ことわざ等)

2)会話や対話をして言葉を引き出す

水分摂取の徹底

1)脱水にならないよう少ない量(ふたくち程度で飲み切れる量)で回数を増やす

2)飲み物の種類を多くし、飽きないようにする

ご利用の様子を送信

 ご希望するご家族様には、その日のご様子の写真をメール等で送信。ご家族と利用者様の会話の【種】にしていただきます。