DEI Salon かりんとう

認知症は「治す」より「関わり方を変える」病気です

三鷹市社会福祉協議会からの依頼で家族を介護する方たちを対象に認知症に関する勉強会を行いました。当日は、竹の葉ヘルパーステーションの古山管理者にもご協力をお願いし、私と2人で講師を務めました。

当日は25名を超える方々にご参加いただき、会場いっぱいの中で認知症について学び、考える時間を持つことができました。

今回の講義では、

・認知症の種類
・認知症の周辺症状(BPSD)
・認知症の方への関わり方
・ご家族が抱えやすい悩み

についてお話ししました。

「認知症は治らない病気ではなく、関わり方を変える病気である」

認知症になると、できないことや分からないことが増えていきます。しかし、ご本人は決して困らせようとしているわけではありません。

私たちが「なぜできないの?」と考えるのではなく、

「どうすれば安心して過ごせるだろう?」

という視点を持つことで、ご本人もご家族も穏やかな時間を増やすことができます。

また今回は、参加者の皆さまにもご協力いただき、認知症の方役になっていただく場面を設けました。

認知症の方がどのように感じているのか、どのような言葉掛けなら安心できるのかを、参加者全員で考える時間となりました。

実際に体験しながら学ぶことで、「なるほど、そういう気持ちだったのか」「つい言ってしまっていた言葉が逆効果だったかもしれない」といった気付きの声も聞かれました。

皆さまからの質問も多く、予定していた時間では足りないほど活発な勉強会となりました。

早期診断・早期相談の大切さ

認知症は早く気付き、早く相談することで、治療や介護サービスの利用、今後の生活の準備を進めることができます。

認知症そのものを治すことは難しくても、周囲の理解と適切な支援によって、その人らしい生活を長く続けることは十分可能です。

DEI Salonかりんとうでは、これからも地域の皆さまが安心して暮らせるよう、介護や認知症に関する情報発信や勉強会を続けてまいります。

ご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました。

認知症を知ることは、大切な人を守ること。

そんなきっかけになれば嬉しく思います。

是非、各地域で行われている『介護者ひろば』にいってみてください。知りたいことが見つかるかも???

介護者ひろば:いのかしら

毎月第4水曜日

午前10:30~12時まで

井の頭コミュニティ・センター