DEI Salon かりんとう

40名を超える皆さまと「認知症予防」について学びました!

少し前になりますが、7月13日、ほのぼのネット新川班からご依頼をいただき、認知症についての講演会を開催しました。

講師をお願いしたのは、日頃から往診でお世話になっている訪問診療クリニックTORCH吉祥寺の片平雅大先生

当日はなんと、40名を超える地域の皆さまにお集まりいただきました!

会場はとても賑やかで、講演後にも「面白かった!」「知らなかった!」という声をたくさんいただき、大好評の講演会となりました。

今回のテーマは「認知症予防」

認知症については、世界中でさまざまな研究が進められています。

今回は、近年発表された研究結果などをもとに、片平先生が**「認知症予防クイズ」**という、とても分かりやすい形でお話ししてくださいました。

たとえば……

Q.認知症予防に良いかもしれない睡眠時間は?

① 6~7時間
② 7~8時間
③ 8~9時間

さて、どれでしょう?

先生の資料では、答えは**「7~8時間」**。

17研究・約134万人を対象とした解析では、7時間未満の睡眠、8時間を超える睡眠のいずれも、認知症リスクの上昇との関連が示されたそうです。

では、こんな問題も。

Q.認知症予防に良い“かもしれない”寝方は?

「仰向け?」「うつ伏せ?」「横向き?」

答えは**「横向き(側臥位)」**。

睡眠中には、脳の老廃物を排出する「グリンパティックシステム」という仕組みが働いているそうです。資料では、ラットの実験で側臥位のときにこのシステムが最も機能していたという研究も紹介されました。
「今日から横向きで寝ようかな?」なんて声が聞こえてきそうですね(笑)。

食事や運動、社会参加も

ほかにも、

「認知症予防に効果のある食事法は?」
「1日何歩くらい歩くとよい?」
「パズルなどの脳トレは効果がある?」
「地域の集まりに参加することは認知症予防になる?」

など、身近なテーマが次々とクイズになりました。

特に興味深かったのが**「社会参加」**。

日本の65歳以上の高齢者約4万8千人を追跡した研究では、スポーツや趣味の会などに週1回以上継続して参加していた方では、認知症の発症割合が低かったという結果も紹介されました。

つまり今回のように、

地域に出かける。
人と会う。
話す。
笑う。
一緒に学ぶ。

そんな時間そのものにも意味があるのかもしれません。

これは「デイサロン かりんとう」が日頃から大切にしていることにも、とてもつながるお話でした。

知ることから、予防につなげる

認知症については、現在もさまざまな研究が進んでいます。

今回の講演では、血圧、糖尿病、睡眠、食事、運動、認知活動、そして社会参加まで、毎日の生活に関係するさまざまなテーマを学ぶことができました。

難しい医学のお話を一方的に聞くのではなく、みんなでクイズに答えながら楽しく学べたことも、大好評だった理由の一つだと思います。

ご参加いただいた皆さま、そして分かりやすく楽しい講演をしてくださった片平先生、本当にありがとうございました。

またこのような機会がありましたら、ブログでもお知らせします。

次回もぜひ、お気軽にご参加ください!

今回の講師の先生は

訪問診療クリニックTORCH吉祥寺

三鷹市井の頭3-31-11 The Room井の頭公園402

☎080-6412-0772

片平昌大 先生